New Type Matrix
現在、日本国内には金属活字を鋳造する会社はいくつか残っていますが、その元となる「活字母型」を製造する会社は現存していません。台湾ではCAD方式による母型製造が進んでいる一方で、国内ではまだ、その方法は導入されていない状況です。そこで、今後の日本国内での母型製造の可能性を探るため、CNCによる母型製作を試みました。
試作した書体は「築地前期五号かな」(東京
今回の試作により、今後国内においても「新規活字の製造」や「既存の傷んだ母型の刷新」といった取り組みの可能性が見えてきました。一方で、太さのコントロールや欧文のセット幅、製造コストなど、実用化に向けた課題も残されていますが、製造工程がコンピューター制御になることで、号数やポイントにとらわれないさまざまなサイズの母型を製造できるようになります。
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